香道で主に使われるのはこの伽羅で、特に香りを楽しむ聞香に最適です。 香りも非常にたくさんの種類があり、香木の香りは酸味や苦味などさまざまな種類がありますが、それらすべての香りの種類が伽羅にはあるともいわれています。 まとめ 日本では古来から権力のある人しか香木を楽しめませんでしたが、伽羅はそのなかでも天皇であったり将軍というようなごくわずかな人しか百科事典マイペディア 「伽羅」の解説 伽羅きゃら 香木 の 一種 。 サンスクリット のカーラーグルの語頭を音写した語で, 伽藍 ,伽楠などとも書写された。 熱帯産のジンチョウゲ科の樹木が土中に埋もれ,樹脂が浸出し,香木となったもの。 江戸時代には腹痛をなおし,精を増す薬ともされた。 東大寺正倉院御物の 蘭奢待 (らんじゃたい)はその最高品。 日本では昔から珍重され,何であれ良質沈香の最高級品を伽羅と呼ぶ。 ベトナムのごくわずかな地域でしか採出されず、非常に希少且つ高価な香木である。 現在も詳しいことはほとんどわかっておらず、沈香と伽羅の違いは含まれる成分の違いであると解釈されている。 かつては天皇や将軍など、時の最高権力者、貴族や高僧、豪商といった人々しか香りを聞いたり、扱ったりすることができなかったほどの最高峰の香木である。 香調 涼 世界の林業 4 沈香 じんこう の人工的生産 智頭の山人塾 伽羅の木 香木